東京電力は、これまでも福島原子力発電の作業従事者に対し職場や生活環境の整備、健康診断などを行って来ましたが、さらにメンタルヘルスサポートを強化するとのことです。

詳細は日経新聞電子版ニュースリリースでご確認ください。

福島第一、第二原子力発電所における作業従事者へのメンタルヘルスサポートの強化について

 

感情的に捉えるならば、

今までどうしてやっていなかったのか!遅い!

メンタルヘルスサポートも本当にやるのか信用できない!

職場・生活環境の整備なんて無理だろ!

放射能などで汚染されているのに整備も何もあったものではない!

健康診断をしているから大丈夫だという論理が通るのか!

など、いくつでも不信、不満は口をついて出てきそうになります。

それに一般人として監視し、意見し続けることは、巨大インフラを抑えている企業の健全運営には必要です。どんどん文句を言いましょう。冗談ではなく真面目にです。

現場で従事していらっしゃるご本人達の健康はもちろんのこと、そのご家族こそメンタルヘルスのサポートが必要なのではないかと思います。

ご本人たちの心のなかも、ご家族の心の中もなにもわかりません。

想像もできません。しかしながら明らかに危険な場所で夫が、親が、息子が、親戚が働いていると想像するならば、縁が深ければ深いほど毎日、胸の詰まるような思いではないかと思うのです。現場の方とはまた異質な緊張感と、虚無感が彼ら、彼女らを襲っているのではなかろうかと…

 

いまさらながら起こってはいけない事故であったと思ってしまいます。

 

実は、毎日を変わらず過ごしている私たちも、もしかしたらジワジワと精神を傷めつけられている可能性があります。事故直後、西日本の方面へ逃げようと迷いませんでしたか?逃げずに関東地方に留まって、そして降った雨に濡れたことを後悔しませんでしたか?あるいは、今でもふと気になることはありませんか?今週の突然の雨に濡れませんでしたか?

すべてが事故の以前とは違っているのです。

もしかしたら空気は何も変わっていない、自然は何も変わっていないのかもしれない。その可能性は実際には低いのですけどね。

でも、確実に違っているのは私たちのメンタルです。

普通に暮らしている私たちも、以前との心の違いを自覚し、認め、受け入れましょう。

そのためには、本当のことを教えてもらえなくちゃいけないんですけどね…